目指せ ツリークライマー
今日から、夫が松江へ出張です!
”ツリークライミング” の技術を学ぶため、ベーシックツリークライマー講習会に参加しに行きます。
【ツリークライミングとは】
ツリークライミングとは、専用のロープやサドル(安全帯)、安全保護具を利用して木に登り、木や森、自然との一体感を味わう体験活動です。
アメリカのアーボリスト(樹護士)と呼ばれる人たちが、樹木を管理したり、遺伝資源を保存するために開発した技術が発祥で、このアーボリストにはISAという世界的組織があります。
もともと一部のアーボリストの技術でしたが、広く一般の人たちにレクリエーションとして楽しんでもらおうと、1983年にツリークライマーズインターナショナル(TCI)という組織が設立しました。
このTCIはアメリカを始め、カナダ、ドイツ、デンマーク、フィンランド、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、台湾、そして日本にその仲間を広げています。
※ Tree Climbing Japan HPより要約して抜粋
興味がある方はこちら→ Tree Climbing Japan - TreeClimbing?
このツリークライミングの技術の基礎を学ぶのが今回の講習会です。
レクリエーションを学ぶの?と思うかもしれませんが、実はこちらの講習会、主催側も参加側も林業関係者が多くいるんです。
林業のイメージは ”木を伐採して売る→また植える” というのが一般的かと思うのですが、中には”特殊伐採”という分野があり、危険な場所(下に民家がある崖など)での伐採や、木の上でチェーンソーを使うような作業も多分にあります。
このような時、安全に作業を行うためにツリークライミング技術は必要になってきます。
私も夫が森林組合に勤める前は、このような技術や団体があることを全く知らなかったです。
森林が多くて、割と山のすぐそばまで家屋が建っているような環境の日本では、むしろレクリエーションの役割より林業技術として重要なスキルだな〜と思いました。
でもでも、このツリークライミング技術、スキルを上げていけば子供たちと一緒に安全にロープで木登りしたりできるらしいので、息子が小学生くらいになったら楽しそう!と、勝手に期待しています。
講習会の内容も追って、書きたいと思います。
夫も仕事の技術になる上、子供たちと木登りすることにもワクワクしているので、やる気満々で船に乗り込んで行きました。
今頃、4mの波に揺られ、オニギリを食べている頃でしょう。
船が欠航しなくて良かった。